米グーグルが14日に発表した1~3月期の決算は、売上高が四半期ベースで過去最高を更新するなど好調な内容だったが、利益が予想を下回ったことから同社株は売られ、同日の時間外取引で一時5%を超える下落となった。
グーグルではこの4月、エリック・シュミット氏に代わって共同創業者のラリー・ペイジ氏が最高経営責任者(CEO)に就任しており、今回はその第1回目の決算発表ということもあって注目されていた。
しかしコスト増が利益を圧迫したこと、ペイジ新CEOのコメントも短く、戦略説明もなかったことから投資家の不安が広がった。
コストはなぜ増えたのか?
同社の主力事業は検索連動型広告だが、それにはパートナーサイトに支払う「トラフィック獲得コスト」という費用がかかる。1~3月期はこれが20億4000万ドルと前年同期の17億1000万ドルから増加した。こうした「営業原価」に加え、研究開発費や従業員の給与、販売マーケティング費用といった「営業経費」が前年から54%増加した。
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