今週、クラウドサービスや新しい基本ソフト(OS)を発表した米アップルだが、同社の話題はまだ尽きないようだ。
「昨年1年間に半導体メーカーから製品を購入したハードウエアメーカーのうち、購入金額が最も多かったのはアップルだった」――。
こんな調査を電子機器・部品の市場に詳しい米国の調査会社IHSアイサプライがまとめた。
前年の3位からトップに急浮上、HPを抜く
この調査によると、2010年におけるアップルの半導体購入金額は175億ドルとなった。アップルは前の年にパソコン世界最大手の米ヒューレット・パッカード(HP)と韓国のサムスン電子に次ぐ第3位だったが、ここに来て一気にトップに浮上した。アップルが首位になるのは初めてだという。
テクノロジー系ニュースサイトの米シーネットニュースが入手した資料によると、アップルに次いで購入金額が多かったのはHPで、その額は152億ドル。3位はサムスンで139億ドル。
このあと、パソコン大手の米デル(110億ドル)、携帯電話世界最大手のフィンランド・ノキア(83億ドル)と続いている。
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