ロイター通信によると、米アマゾン・ドット・コムは来年(2020年)2月にも米国の出店業者向けサービスの料金を値上げするという。
業者向けサービスへの投資、過去最大の1.6兆円超
同社は、これら外部業者に代わって商品の保管や配送業務などを行うサービス「フルフィルメント・バイ・アマゾン(FBA)」を提供している。その料金を来年2月18日をめどに、平均で3%上げる予定だという。
今年4月、同社は米国の「プライム(Prime)」会員に追加料金なしで提供する配送サービスを迅速化することを明らかにした。国土の広い米国ではそれまで、注文日の翌々日に商品を届ける「2Dayシッピング」が標準的なプライムの配送特典だった。しかしこれを翌日に届ける「1Dayシッピング」に変更した。
アマゾンが12月20日に送った出品業者宛の電子メールによると、同社では今年、この1Dayシッピングに巨額を投じたという。その金額は150億ドル(約1兆6000億円)以上で、フルフィルメント・バイ・アマゾンへの1年間の投資額として過去最大だという。
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