米CNBCや米ブルームバーグによると、米グーグルの持株会社の米アルファベットは、年内の投資計画を見直す方針だという。
ピチャイCEO「採用ペースを著しく落とすべき時期」
新型コロナウイルスの感染拡大の影響でネット広告市場が低迷している。広告収入が売り上げの大半を占める同社も対応を余儀なくされ、コストを削減を図るという。
スンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)によると、同社はまず、雇用から見直すという。従業員宛のメモで同氏は「一部の戦略的重要分野では採用を続けるが、採用のペースを著しく落とすべき時期だと考えている」と述べた。
また、データセンターの新設や設備拡充といった分野でも投資を抑制する方針を示したという。
新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けたスタートアップ企業は数千人もの従業員を解雇しているが、今回のピチャイCEOの声明は、影響が巨大テクノロジー企業にも及んでいることを示していると、ブルームバーグは伝えている。
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