ロイター通信によると、アマゾン・ドット・コムはインドで5万人を臨時雇用するという。
新型コロナウイルス感染拡大でEC需要急増
同国では今年3月25日から厳しい都市封鎖(ロックダウン)が敷かれた。その後3度にわたり、都市封鎖の延長があった。これまでの2カ月間、多くのインド国民が自宅待機を余儀なくされ、電子商取引(EC)需要が急増したという。
都市封鎖の影響でEC企業の多くは物流網の混乱に直面した。しかし、ここ最近の段階的な制限緩和で、業務の大半が再開可能になったという。
今回の臨時雇用では、大半がアマゾンのフルフィルメントセンター(発送センター)の仕事に就くが、一部を物流ネットワークに振り分ける。インドでも他国同様に多くの企業が従業員を削減していると、ロイターは伝えている。
新型コロナウイルスの感染拡大でEC需要が増加する中、アマゾンが最優先で取り組んでいる施策が雇用の拡大だ。同社は今年3月16日、米国内の物流施設や配送ネットワークで新たに10万人を雇用すると発表したが、わずか1カ月で募集枠が定員に到達。4月13日には北米の物流施設などで7万5000人を追加採用すると明らかにした。
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾン、インドのEC需要急増で5万人を臨時雇用 都市封鎖緩和で業務の大半が再開可能に」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。