米小売大手ウォルマートが近く米アマゾン・ドット・コム対抗の有料会員サービスを始めると、米メディアのリコードや米経済ニュースのCNBCなどが報じた。
ECに注力、売上高37%増を達成
「ウォルマート+(プラス)」と呼ぶ年額98ドル(約1万500円)のサービスを7月中にも開始する計画だと関係者は話している。
サービスの内容は、食料品や日用品の当日配送、自社運営ガソリンスタンドでの割引、セール品の優先購入など。また、限定的だが、同社が最近始めた2時間配送の「エクスプレス」サービスも提供する見通しだとリコードは伝えている。
ウォルマートは近年、EC(電子商取引)に力を入れている。昨年のオンライン販売の売上高は前年比37%増となり、目標としていた35%増を上回った。また、新型コロナウイルスの感染拡大で需要が高まった今年2~4月期は、前年同期比74%増を達成した。
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