米アマゾン・ドット・コムは、年末商戦が本格的に始まるのを前にEC(電子商取引)商品の店頭受け取りサービスを拡充していると、米CNBCが報じている。
「サプライズを台無しにしないために」
直営の書店「Amazon Books」や売れ筋商品を集めた「Amazon 4-star」、食品スーパー「Amazon Fresh」などの実店舗の中に受け取り専用のカウンターを設置。注文時に配達先として最寄りの店舗を選ぶように促している。
また、「Amazon Hub」と呼ぶ、セルフサービス式キオスクと有人の受渡カウンターも協力店舗内や集合住宅内に設置。これらの施設でも商品を受け取れると案内している。
アマゾンは声明で、「今年は特別な年。新型コロナウイルスの感染拡大で皆が外出を控える中、家族などの大切な人へのプレゼントを秘密にしておくのは難しい。サプライズを台無しにしないためにも利用してほしい」と説明している。
アマゾンには、複数回の注文を1つの梱包にして指定曜日に届ける「Amazon Day」と呼ぶサービスもある。その目的は、配達回数や使用段ボール箱の量を減らし、地球環境に配慮すること。だが、この配達オプションもサプライズ品の受け取りに向いており、積極的に活用するようにと勧めている。
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾン、年末商戦前に店頭受け取り拡大 異例のネット通販需要増が背景、物流の逼迫軽減狙う」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。