オーストラリアでテレビ放送や新聞などを手掛けるメディア大手のセブン・ウエスト・メディアは、グーグルが報道機関に記事の対価を支払って提供するニュース新サービス「グーグル・ニュース・ショーケース」に参加する。
豪大手メディアも参加
セブンが2月15日、グーグルとの長期契約で合意したと明らかにした。ロイターによると、オーストラリアではこれまで、オンラインの専門ニュースサイトや地方紙がグーグルと合意していたが、豪メディア大手ではセブンが初めてだという。
ニューズやナイン・エンターテインメントといった他のメディア大手はグーグルとの合意がまとまらず、週内にも豪議会で可決する見通しの法案を支持している。
グーグルの「ただ乗り」に不満噴出
グーグルなどのIT大手のサービスを巡っては、メディア企業が費用を投じて作ったコンテンツを、対価を払わず検索結果やニュース配信サイトに表示しているとして批判の声が上がっている。IT大手がネットサービスで巨額の広告収入を上げる一方、メディア企業の多くは広告収入の減少に直面していると指摘されている。
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