米アマゾン・ドット・コムが自社の電子商取引(EC)サイト内で展開する広告事業を拡大していると、米CNBCが9月19日に報じた。
「スポンサープロダクト」増加
例えばアマゾンのサイトで「歯磨き粉」を検索すると、コルゲートやクレスト、センソダインといった人気ブランドの商品が一覧表示される。それら上位に表示される商品を詳しく見ると、画像下に「スポンサード」というラベルが付けられている。
これらは「スポンサープロダクト」と呼ばれる広告。アマゾンは、利用者が入力した検索キーワードや閲覧内容に関連するスポンサー企業の商品を、検索結果ページや商品詳細ページに表示している。
CNBCによると、アマゾンでは「オーガニック(自然)検索」呼ばれる、スポンサー広告に左右されない検索結果が減少傾向にある。アマゾンのスマートフォン用アプリでは、歯磨き粉を探している利用者がオーガニック検索の結果を表示できるまでに画面を2回スワイプする必要があるという。
アマゾンのECサイトではこれまで、検索結果ページの上部に表示されるスポンサープロダクトの数が2~3件に抑えられていた。だが最近は最大で6件表示されるようになったと専門家は指摘している。
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾンの広告事業が絶好調の理由 背景に何が」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。