米アマゾン・ドット・コムが、米国で格安スマートフォン事業者として、携帯通信サービスへの参入を検討中だと、米ブルームバーグ通信などが報じた。
通信料金、月10ドルまたは無料
事情に詳しい関係者によると、アマゾンは有料プログラム「Prime(プライム)」の会員向けに提供する全国的な携帯電話サービスについて、大手通信事業者と協議している。自社で回線を持たず、大手から借りてサービスを提供する仮想移動体通信事業者(MVNO)として市場参入したい考えだという。
検討中の通信料金は月10ドル(約1400円)。無料になる可能性もあると関係者は話している。通信量無制限プランで月額利用料が約60ドル(約8400円)から、といった大手に比べて格段に安い。ロイター通信によると、米国は携帯電話サービスの料金が世界で最も高い国の1つ。その米国で大手の料金を大幅に下回るサービスを提供すれば、業界に大きな混乱が生じるとアナリストは話している。
米携帯通信3強+1社と交渉中
アマゾンは現在、米通信大手のベライゾン・ワイヤレスやTモバイルUS、米新興通信事業者ディッシュ・ネットワークと交渉しており、回線利用料を可能な限り低く抑えようとしている。
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