米アマゾン・ドット・コムが、この年末商戦で生成AI(人工知能)を秘密兵器として活用すると、ロイター通信が報じている。
AIでターゲティング広告、商品画像作成も
1億6000万人を超えるPrime(プライム)会員のデータを利用して、閲覧・検索・購買履歴に基づくターゲティング広告を改良し、出品者の商品プロモーションを支援するという。
アマゾンは毎年この時期、ブラックフライデーやサイバーマンデーのセールに力を入れる。最近は当日配達の対象商品や地域を拡大して、顧客を引き付けようとしている。この年末商戦では、これらの施策に加え、AIを活用したターゲティング広告で多くの買い物客と広告主を自社プラットフォームに引き寄せたい考えだ。
アマゾンのアンディ・ジャシーCEO(最高経営責任者)は、先の決算発表の説明会で、「機械学習(マシンラーニング)が、より顧客の関心に近い広告を表示するのに役立っている」と述べた。
「(広告主は)顧客基盤が大きく、精度の高い広告プラットフォームを選ぶだろう。私は、この2つのどちらも現在の私たちの広告事業において大きな強みになると考えている」(ジャシー氏)
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「Amazon、年末商戦にAIフル活用 広告展開に 顧客基盤生かし、広告事業拡大中」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。