米アップルとそのサプライヤー企業は、今後2~3年の間に、年5000万台以上の「iPhone」をインドで生産することを目指しており、その後もさらに数千万台を追加する計画だ。米ウォール・ストリート・ジャーナルや英ロイター通信が12月8日までに報じた。
中国依存低減 モディ首相後押し
それによると、この計画が実現すれば、インドは世界のiPhone生産の4分の1を占め、2020年代の終わりに向けてさらにシェアを拡大することになる。
米中間の緊張が高まるなか、アップルはサプライチェーン(供給網)の中国依存を減らし、生産をインドなどの新興国に移そうとしている。
特に、東南アジアと南アジアへの進出が顕著だ。中国の先端技術へのアクセスを阻止し、インドとの関係を強化する米政府とその同盟国の政策が、この傾向を加速させている。加えて、インドのモディ首相は、米国との緊密な関係を築き、自国を世界製造業の中心地にしたいと考えている。
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「Apple、インドで世界iPhoneの4分の1を生産へ 台湾・鴻海と印タタが生産増強」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。