かねて噂されていた通り、ソーシャルゲーム大手の米ジンガが新規株式公開(IPO)を申請した。7月1日に米証券取引委員会(SEC)に提出した書類によるとIPOの規模は10億ドル。ただしこれは手数料算定を目的とした暫定的な額で、関係筋によると同社の時価総額は200億ドルと見られており、最終的にジンガは20億ドルを調達する可能性がある。
ジンガの設立は2007年。主にソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)米フェイスブックのサービス内でゲームを提供している企業だ。申請書類で明らかになった同社の年間売上高は、2008年で1940万ドル、2009年には1億2100万ドルとなり、2010年は5億9700万ドルと急拡大した。
既に黒字転換、有望視されるIPO
また2009年には5300万ドルの赤字だったが、2010年には9100万ドルの黒字に転換しており、米ウォールストリート・ジャーナルは、ここ最近IPOを実施したり、申請したりしている企業の中では珍しいと伝えている。
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