米グーグル系自動運転開発会社の米ウェイモと、米ウーバーテクノロジーズが共同で、完全無人の自動運転タクシーサービスを2025年に始める。ウェイモは配車サービス大手の顧客にリーチできるようになる。ウーバーは自社アプリ上で自動運転車を配車でき、その収益の一部を受け取ることができる。
アトランタとオースティンで共同サービス
サービスの対象地域は、米南部のジョージア州アトランタとテキサス州オースティンである。ウェイモーはこのほど、X(旧ツイッター)への投稿で、「オースティン在住で興味をお持ちの皆さまを対象に、完全自動運転タクシーの体験にご招待します」と告知した。25年初頭の商用サービス開始に向けて準備を進めており、それを前に試乗を始めることにした。乗車できるエリアは市内の、96平方キロメートルと説明している。
これに先立つ24年8月下旬、両社はアトランタとオースティンにおいて、ウーバーのアプリを通じてウェイモの自動運転タクシーを呼べるサービスを開始すると発表していた。利用できるのはウーバーのアプリのみからで、ウェイモはこの2都市で自社アプリを運用しない。提携の一環として、ウーバーは車両の清掃や修理などを担当する。
両社はこれまで、米南西部アリゾナ州フェニックスで同様の協業を行っている。ただしフェニックスでは、ウェイモも自社アプリを運用している。
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