米グーグルが14日に4~6月期の決算を発表した。売上高が90億3000万ドルとなり、1年前に比べて32%増加、四半期ベースで過去最高を記録した。純利益も同36%増の25億1000万ドルと好調だ。
同社は新規プロジェクトへの投資を積極的に推し進めており、研究開発費や従業員の給与、販売マーケティング費用といった営業経費が膨らんでいるが、主力の検索連動広告が好調に推移し、コスト増を吸収した格好だ。
今のグーグルは「割安株」
グーグルは何年もの間、成長著しい企業として米金融市場で持てはやされてきたが、ここ最近はその成長率にも陰りが見えてきたと指摘され、同社株は2006年の終わり頃の水準で推移していた。
一方で米フェイスブックなどの新興企業が台頭し、投資家の関心を集めている。
米ウォールストリート・ジャーナルは、「投資家はグーグルをグロース株(成長株)ではなく、バリュー株(割安株)と見るようになっており、その傾向はますます顕著になっている」と報じている。
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「グーグル、「当社はこれからも成長する」 予想上回る好決算に自信示す新CEO」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。