半導体最大手の米インテルが予想を上回る好決算を発表して市場関係者を驚かせている。スマートフォンやタブレットなどインテル製マイクロプロセッサーを搭載しないモバイル端末が急速に普及する中、パソコン販売が伸び悩んでいると言われるが、インテルの4~6月期の業績はそうした報告とは全く対照的だった。
売上高、5四半期連続で過去最高
理由は、新興国市場でのパソコン販売の伸び、先進国市場における高付加価値プロセッサーの需要、そして、モバイル端末の利用に必要とされるデータセンター向けサーバーの需要が拡大しているためという。
インテルの4~6月期の売上高は1年前から約22%増えて130億3200万ドルとなり、5四半期連続で過去最高を更新した。
純利益は同2%増の29億5400万ドル、1株利益は54セント、粗利益率は61%で、前年同期から6.6ポイント低下した。
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「インテル、PC不調でも売り上げは大幅増 新興国とデーターセンター需要が強い追い風に」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。