米アップルは13日、米国の非営利団体「公正労働協会(Fair Labor Association:FLA)」に加盟し、製造を請け負う工場や、部品を供給する取引先など、同社にかかわる企業の労働環境など監視していくと発表した。
同時に初めて取引先のリストを公表し、同社のヒット商品を支えるサプライヤー企業の名前が明らかになった。
劣悪な労働環境を改善へ
スマートフォン「アイフォーン(iPhone)」やタブレット端末「アイパッド(iPad)」の製造を請け負っている台湾・鴻海精密工業傘下の中国・富士康科技(フォックスコン)では、2010年から10~20代の工員の自殺が相次ぎ、昨年は爆発事故も起きて多くの死傷者を出した。
また今年に入ると工員が集団自殺すると富士康科技を脅す騒ぎもあったと報じられた。
こうした劣悪な労働環境を巡っては、製造や部品供給の最終決断を行う立場であるアップルなどの企業側に社会的責任があるとして、米国の人権擁護団体などが非難していた。
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アップルの躍進を支える日本の部品メーカー 公開されたサプライヤーリストは日の丸印のオンパレード」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。