米グーグルがスマートフォンなどモバイル端末向けアプリの事業を強化するため、社内で開発体制を構築する計画だと米ウォールストリート・ジャーナルが報じている。
ソフトウエア技術者、製品マネジャー、ユーザーインターフェースの専門家など数十人を新規に雇い入れるほか、グーグルの従業員もこの部門に異動させる。世界各地の同社事務所で展開する全社的な取り組みになると記事は伝えている。
モバイルアプリ市場、昨年の3倍に
市場調査会社の米ガートナーによると、今年のモバイル端末向けアプリの市場は昨年の3倍の151億ドル規模まで拡大する見通し。しかしこの市場で先行するのはグーグルではなく米アップルだ。
アップルのスマートフォン「アイフォーン(iPhone)」やタブレット端末「アイパッド(iPad)」などにダウンロードできるアプリの数は現在35万本以上ある。これに対しグーグルのモバイル基本ソフト(OS)「アンドロイド(Android)」向けアプリは10万本とその3分の1以下にとどまっている。
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