米アマゾンが昨年末に市場投入したタブレット端末「キンドル・ファイア(Kindle Fire)」は年末商戦で好調に推移したようだ。
アマゾンは同社のキンドルシリーズについて個々の販売実績を発表しないことで知られるが、市場調査会社の米IHSアイサプライが16日までにまとめた調査で概要が明らかになった。
アマゾン、一気に2位へ浮上
それによると、アマゾンの昨年10~12月期における出荷台数は389万台。韓国サムスン電子の214万台を上回り、キンドル・ファイアは初登場ながらいきなり2位に浮上した。
もっとも米アップルの「アイパッド(iPad)」の同期間における出荷台数は1543万台で、これには遠く及ばなかった。
しかしアマゾンはほかのどのメーカーをも大きく引き離しており、米グーグルのモバイル基本ソフト(OS)「アンドロイド(Android)」搭載端末の中ではトップとなった。199ドルというアイパッドの半値以下の低価格路線が成功したようだ。
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾン、世界タブレット市場でサムスン抜く キンドル・ファイア、10~12月期の出荷台数は390万台」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。