中国の携帯電話通信事業者、中国電信(チャイナ・テレコム)は米アップルのスマートフォン「アイフォーン(iPhone)4S」の取り扱いを始めると発表した(PDF書類)。3月2日にインターネットによる予約受付を開始し、3月9日に販売を開始する。
2社供給体制で販路を拡大
アイフォーンはこれまで加入者数で同国第2位の中国聯通(チャイナ・ユニコム)が独占的にサービスを提供してきたが、新たに第3位の中国電信も加わることで、今後2社供給体制のもと販売を拡大していくことになる。
中国では今年1月13日にアイフォーン4Sが発売されたが、前日の夜から多くの人が店舗前に並んだことから大混乱になり、アップルは一部店舗の閉鎖を余儀なくされた。
アイフォーン4Sは現在アップルのオンラインストアや再販業者、中国聯通の店舗で販売されているが、中国電信が新たな販路になることで今後、こうした事態は避けられ、販売を伸ばすことができると見られている。
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アップル、中国で「iPhone」の販売拡大 同国3位の中国電信、3月にサービス開始へ」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。