米アップルの依頼を受け、同社製品を製造している中国の工場を調べていた米国の労働監視団体、公正労働協会(FLA)は3月29日、同協会の基準や中国の労働法を超える違反行為が50件以上見つかったとする監査報告書を公表した。
アップル最大のサプライヤーを徹底調査
これは、中国における製造請負工場の実態を徹底的に調べるという、かつてない大規模な試み。その結果、極端な超過労働や、残業代の不払い、安全・衛生上の問題など、劣悪な労働環境が明らかになったと報告している。
調査対象となったのは、中国・富士康科技(フォックスコン)の3つの工場。同社は台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業が傘下に抱えるEMS(電子製品製造受託サービス)大手だ。
アップルの最大のサプライヤーで、アイフォーン(iPhone)やアイパッド(iPad)、アイポッド(iPod)、マック(マッキントッシュ)パソコンを組み立てている。
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