米アップルが、同社製品の製造を手がける中国工場の環境汚染問題について、ようやく本格的な取り組みを始めたと複数の海外メディアが報じている。
第1報を伝えた英フィナンシャル・タイムズによると、アップルは北京の環境保護団体「公衆環境研究中心(Institute of Public and Environmental Affairs:IPE)」と共同で、今後数週間以内にアップル製品のプリント基板を製造している工場の調査を開始する。
また米ウォールストリート・ジャーナルによると、調査は専門の監査員の協力を得て行い、その結果は後日公開されるもようだ。
「アイフォーン(iPhone)」や「アイパッド(iPad)」などアップルの主力製品の製造を手がける中国工場を巡っては、その劣悪な労働環境が指摘され、同社は米国の労働監視団体、公正労働協会(FLA)と協力し、問題解決に向けた取り組みを始めている。
昨今は、有害廃棄物など工場の環境汚染問題も労働環境問題同様に指摘されるようになり、アップルはそうした批判に応えた格好だ。
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アップル、中国工場の環境汚染問題に対処 現地の環境保護団体と協力し、監査を開始」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。