米アマゾン・ドットコムが、またもや採算度外視の販売促進戦略を打ち出した。今年の6月19日から、ベストセラー小説「ハリー・ポッター」シリーズ全7作の電子版を米国の利用者に無料で貸し出すと発表したのだ。
利用者にとっては追加費用がかからず事実上無料のサービスになるというものだが、その費用を負担するのはアマゾンだ。
同社はこれに関して同シリーズの電子版などを販売する、作者のJ・K・ローリング氏がオーナーのウェブサイト「ポッターモア」と独占ライセンス契約を結んだ。
アマゾンは金額など契約の詳細を明らかにしていないが、ジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)は「我が社の電子書籍事業の中でも多額の投資」と話しており、おそらく通常の電子書籍販売の卸値と同額を支払うものと見られている。
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