カナダRIM(リサーチ・イン・モーション)のトールステン・ハインズ最高経営責任者(CEO)兼社長は29日に声明を出し、3~5月期の決算が営業損失になるという見通しを明らかにした。
スマートフォン市場で価格競争が進んでおり、同社の「ブラックベリー(BlackBerry)」の販売が落ち込んでいるのが原因だ。
リストラ策で10億ドル削減へ
これに伴い同社は人員削減を含む大規模なコスト削減を計画しており、来年2月末までに10億ドルの削減を目指している。
併せて同氏は、前期の決算発表後にカナダRBCキャピタル・マーケッツなどの投資銀行をアドバイザーとして採用したことも明らかにした。
同社では長らくマイク・ラザリディス氏とジム・バルシリー氏による共同CEO体制が続いていたが、今年1月に両氏が経営から退き、ハインズ新CEOのもと経営改革が進められている。
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「ブラックベリーのRIM、今期も営業赤字の見通し アドバイザーを採用し「代替ビジネスモデル」も検討へ」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。