米ヤフーは16日、同社の最高経営責任者(CEO)兼社長に、米グーグルで部門副社長を務めたマリッサ・メイヤー氏(37)を任命したと発表した。今年5月に学歴詐称問題でスコット・トンプソン前CEOを解任して以来、ヤフーがどんな人物をCEOに選ぶのか様々な観測が流れていたが、それがまさかのライバル、グーグルの幹部だったとは驚きだ。
グーグルに電話で辞任を申し出、翌日からヤフーに移籍
米ニューヨーク・タイムズなどの海外メディアによると、メイヤー氏がヤフーから初めてアプローチを受けたのは6月の中旬。
その1カ月後の7月16日の午後、メイヤー氏がグーグルに電話で辞任を申し出て、数時間後にヤフーが発表した。
CEO、社長職の就任は翌日の17日としており、この突如の移籍劇をメディアが大きく取り上げている。
メイヤー氏はグーグル創業当時からのメンバーで、同社の20番目の社員。グーグル初の女性エンジニアであり、同社で最も魅惑的で華やかと評される「グーグルの顔」だ。
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