米アップルが、写真共有のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を手がける「ザ・ファンシー(The Fancy)」という企業の買収に向けて交渉中だと海外メディアが報じている。
同社は米ニューヨーク市を拠点とする創業2年ほどの新興企業。従業員数はまだ20人と規模は小さいが、その親会社の取締役会には米ツイッターや米フェイスブックの共同創業者がおり、注目されている企業だ。
クックCEOもさっそくSNSに参加
写真共有のSNSであるため「ピンタレスト(Pinterest)」のライバルと見られることも多いが、サービスには直接商品を購入できる仕組みがあり、eコマース色が強い。このためファンシーは“ソーシャルコマースサイト”とも呼ばれている。
またファンシーはアンドリーセン・ホロウィッツなどの有力ベンチャーキャピタルや、高級ブランド「グッチ」などを傘下に持つフランスPPRなどから出資を受けている。
米ビジネスインサイダーによると、アップルとの交渉が今後うまくいくかはまだ分からない。

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