まもなく米ラスベガスで家電製品の大規模な見本市が始まるが、それを目前に米国の調査会社から同国の家電市場に関する残念な調査結果が公表された。
米NPDグループが4日に明らかにした最新のデータによると、米家電市場の年末商戦は当初こそ好調に推移したものの、中盤にさしかかると失速し、結局は低調に終わった。
前倒しの割引セールも効果なし
同社は昨年11月の第4週から12月第4週までの5週間における年末商戦の統計を取っているが、これによると、期間中の売上高は137億ドルで、1年前から7%減少した。
11月23日の感謝祭とその翌日のブラックフライデー、そして週明けのサイバーマンデーは好調に推移し、年末商戦は幸先の良いスタートを切ったように見えた。
しかし残り3週間の売上高は前年から11%以上減少した。
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