米IDCが先週公表した最新の調査結果によると、世界のスマートフォン市場はかつてない寡占状態となっており、その度合いは今後さらに高まりそうだ。
基本ソフト(OS)に注目して昨年の10~12月期の出荷台数を見ると、米グーグルの「アンドロイド(Android)」と、米アップルのアイフォーンのOS「iOS」を合わせた市場シェアは91.1%に達し、1年前の75.9%から拡大した。前四半期の7~9月期は89.9%だったので、寡占化はさらに進行したことになる。
プラットフォームであるOSを押さえることは、アプリやサービス、デジタルコンテンツ、広告など、その上で提供されるあらゆるものを制することだ言われるが、急成長するこの市場でグーグルとアップルの力がさらに強固になり、他社の追随を許さない状態が続いている。
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