米グーグルのモバイル基本ソフト「アンドロイド(Android)」を搭載する端末を多く手がける韓国サムスン電子はますます巨大化しており、グーグルの脅威になりつつある――。米ウォールストリート・ジャーナルが25日付の記事でこう報じている。
同紙は、両社の関係に詳しい人物の話として、グーグルはウェブ検索広告による収入のうち、10%をサムスンに支払ってきたが、ここ最近になってサムスンがこの割合を引き上げるようグーグルに示唆したと伝えている。
「モトローラの買収は一種の保険」
グーグルとサムスンはアンドロイド端末のパートナー企業。共通のライバルである米アップルから市場シェアを奪おうと、ともに協力してきた関係だ。これが奏功してか、アンドロイド搭載スマートフォンの出荷台数は昨年1年間で4億9710万台となり、アイフォーン(iPhone)の3.6倍に達した。
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