携帯電話回線でのインターネット通信速度の急低下、いわゆる「パケ詰まり」やメール遅延はスマートフォン利用者全体の7割が経験しており、NTTドコモの回線で最もこの割合が高い。こんな結果を調査会社のリサーチパネルエイジアがまとめた。
調査は2013年3月14日、15日にインターネット上で実施し、スマートフォン利用者1万2600人から回答を集めた。このうちLTE、WiMAX、DC-HSDPAといった高速回線対応端末を保有している人は46.2%。これらの端末を持つ人が普段利用する回線は3G回線が平均で44.8%、高速回線が平均で48.3%とほぼ同等となっている。
パケ詰まりやメール遅延が「頻繁に起きる」「たまに起きる」「一度だけ経験した」「思い返せばある」という割合の合計は72.3%(グラフ参照)。キャリア別ではドコモが74.3%で最も高く、僅差でKDDI(au)が73.2%、ソフトバンクモバイルが69%と、続いた。
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