2013年10月の求人倍率は、前月から横ばいの1.28倍(グラフ参照)だった。しかし求人数は5カ月連続で過去最多を更新し、転職希望者数も前月に続き過去最多。特に職種別で「企画・事務系」の需要が高まっている。企業の人材採用拡大を背景に採用担当や教育・研修担当を増やそうという動きが活発になったためだ。
転職支援サービス「DODA」に登録した転職希望者1人に対し、中途採用の求人が何件あるかを転職求人倍率として算出した。10月の求人数は前月比で2.2%増、前年同月比で24.4%増。転職希望者数は前月比で2.7%増、前年同月比では31.6%増と高い伸びを示した。
業種別に求人数を見ると、最も増えているのは前月に引き続き「商社/流通」で前月比9%増。特に電子・機械部品や産業用装置、エネルギー関連の専門商社で営業職の採用が活発化している。次いで伸びが著しかったのは「IT/通信」で前月比6%増。エンジニアの採用は引き続き過熱している他、企業の積極的なIT投資を受けてITコンサルティングやSIerなどで営業職やコンサルタントなどを数十人単位で採用する動きがあるという。
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