2013年冬のボーナスの推定支給額は平均57万1000円で、前年に比べ2万1000円(3.8%)増える。大企業を中心に伸びる一方で、中小、零細は振るわず、全体ではボーナスがまったくないという人も4割を超える。こんな調査結果をカカクコムが発表した。
この調査は2013年11月7―13日の期間、価格比較サイト「価格.com」上で実施し、4630人から回答を集めた。性別は男が91.6%。冬のボーナス推定支給額は「アベノミクス」の恩恵を受けやすい大企業で顕著な伸びが見られるといい、特に従業員数5000人以上の会社は平均で前年比9.2%増となっている。
一方で中小、零細企業は支給額が下がるか、または伸びていない。特に従業員300人以上500人未満の会社では平均で前年比8.3%減となり、従業員100人以上300人未満の会社では同2.3%減。また「もともとボーナスはない」という人も全体の38.2%を占め、前年の34%から増えた。非正規雇用の割合が増加したことが背景にあると、カカクコムは分析する。「今回は支給されない(全額カット)」の3.6%と合わせると、41.6%がボーナスなしとなっている。
本記事は、ニフティのニュースサイト「bizmash!」向けに弊社が執筆した記事「[データ] 冬のボーナス平均57.1万円、前年から2.1万円アップ、ただし「ボーナスなし」も4割に拡大」の一部です。全文は、bizmash!のサイトにてお読みください。