2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震の発生により、ソーシャルメディア上でいったん減少したポジティブな行動に関する話題が、同月17日以降は次第に数を回復させる傾向にある。こうした調査結果をソーシャルメディア分析のホットリンクがまとめた。
この調査は2011年3月8―21日の期間に国内のブログ利用者2,021万2,947人、ブログ記事16億5,745万2,369件を対象に実施した。ポジティブな行動に関するキーワードを含む記事と、ネガティブな行動に関するキーワードが含まれる記事の数を把握し、その変化から消費者の心理を探る試みだ。
ポジティブな行動に関するキーワードとしては「飲み会」「宴会」「解禁」「パーティー」「イベント」「居酒屋」などを設定した。これらのキーワードを含む記事は、震災前の2011年3月10日時点では1日当たりの数が1万2,000件に達していたが、11日の震災以降は大きく落ち込み、一時は8,000件を下回った。しかし17日以降は回復のきざしが見られ、21日には1万件を超えている。
本記事は、ニフティのニュースサイト「デジタル・トゥディ(Digital Today)」向けに弊社が執筆した記事「ソーシャルメディアでポジティブな話題が回復傾向、震災後の3月17日から徐々に」の一部です。全文は、デジタル・トゥディ(Digital Today)のサイトにてお読みください。