世界のスマートフォン市場では2012年以降、米Google(グーグル)が推進する「Android(アンドロイド)OS」搭載端末のシェアがさらに拡大し、少なくとも2015年まで40%を占め、最大シェアを維持する。一方でこれまで首位だった「Symbian(シンビアン)OS」搭載端末のシェアは縮小し、「iPhone(アイフォーン)」など「iOS」搭載端末は15%にとどまる。こうした予測を市場調査・コンサルティング会社のシード・プランニングがまとめた。
携帯電話の世界市場は2010年末に普及台数が約52億8,000万台となり、前年に比べ約13%増加し、世界全体の人口普及率は80%となった。販売台数の伸びが目覚ましく、2010年だけで約15億9,700万台の携帯電話が市場に投入されたが、そのうちスマートフォンが占める割合は20%にも及ぶ。2009年にはこの割合が16%だったことを考えると、急激な成長だ。
5年後の2015年には携帯電話全体の販売台数は18億3,000万台になる見込みだが、そのうち半数弱(46%)の8億5,000万台がスマートフォンになると、シード・プランニングは予測する。
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