健康食品や医薬品をインターネット通販する「ケンコーコム」が、2011年5月に本社機能を東京から福岡へ一時移転する。夏の電力不足から予想されるリスクを軽減するためという。
ケンコーコムが3月29日に開いた臨時取締役会で決定した。東北地方太平洋沖地震や東京電力・福島第一原子力発電所の事故の影響で、この夏には関東圏で深刻な電力不足になる懸念があり、東京に機能が一極集中するのを避け、サービスの安定性を保つ狙いだ。
東京で運営する必然性が少ない業務を西日本へ移転すれば、関東圏での節電対策にもつながるとしている。また中長期的な成長のための構造転換やリスク分散の意味もあるといい、本社機能移転の期限などは明らかにしていない。
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