米Google(グーグル)は、インターネット検索の結果画面に並ぶWebサイトへのリンクなどについて称賛や好感の意思表示ができる「+1」(プラスワン)ボタンを追加した。SNS世界最大手のFacebook(フェイスブック)が展開する「いいね!(Like)」ボタンなどに対抗し、ソーシャルメディアの機能をネット検索に取り込む試みといえる。まずはGoogleの英語版に導入し、今後数週間で順次ほかのサービスに拡大する方針。すぐ使ってみたい人のための試用版もある。
+1ボタンを利用するには、Googleアカウントを取得し、自己紹介ページ「Googleプロフィール」を作成する。そのあとはGoogleの検索結果に並んだリンクについて、内容に感心した際や、ほかの人に勧めたいと思った場合に+1ボタンを押す。するとGoogleは自動でその情報を収集し、家族や知人が検索した際に表示する。なお自分が押した+1ボタンについてはGoogleプロフィールから一覧でき、あとからまとめて取り消しも可能だ。
Googleアカウントにログインしていれば、家族や知人の押した+1ボタンを見ることも可能。旅行のために検索した宿泊施設に地元に詳しい親族が+1ボタンを押していたり、検索したパスタのレシピに料理学校に通う友人が+1ボタンを押していたりすれば、その内容が役に立つかどうかを判断する助けになる。
本記事は、ニフティのニュースサイト「デジタル・トゥディ(Digital Today)」向けに弊社が執筆した記事「Facebookの「いいね!」に対抗して「+1」、Googleが検索結果にボタン追加」の一部です。全文は、デジタル・トゥディ(Digital Today)のサイトにてお読みください。