東北地方太平洋沖地震の影響から公開を延期していたMicrosoft(MS)の最新Webブラウザ「Internet Explorer(IE)9」日本語製品版が、2011年4月26日にいよいよ登場する。MSが新機能や高性能に加え、省電力性も打ち出している製品。当初は自動更新がなく、ダウンロード提供のみとなるため、すぐに使ってみたい人は公式サイトなどで確認が必要だ。
IE9は米国時間の2011年3月14日(日本時間3月15日)に各国語の製品版を同時公開する予定だったが、日本では震災の影響を踏まえ、通信インフラへの負荷軽減への配慮などから延期を決めていた。これは震災に配慮しつつあえて公開を決めた競合、Mozilla(モジラ)の「Firefox(ファイアフォックス)4」(関連記事)とは対照的な判断だ。
その後は世界全体のダウンロード数などでFirefox 4の優勢が伝えられるなか、MSはIE9の機能、性能を大きく訴えてきた。例えばIE9の省電力性について、Firefox 4をはじめ「Chrome(クローム)10」「Opera(オペラ)11」「Safari(サファリ)5」といったほかの最新ブラウザをしのぐという主張(関連記事)だ。東京電力のサービスエリア内で電力不足が懸念されるなか、こうした話題は日本でも関心を呼んだ。
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