東京電力の福島第一原子力発電所で発生した事故などをめぐり、同社の清水正孝社長が2011年4月13日に開いた記者会見は、テレビだけでなくインターネット上でも生中継され、大きな反響を呼んだ。会見を中継したライブ動画配信サービス「ニコニコ生放送」では、閲覧した利用者が7万人を超え、約34万件のコメントが集まった。その内容の多くは疑念や不満、罵倒だ。
「体調を崩し入院した」としてしばらく公の場に姿を現さなかった東京電力のトップが、東電本店ではほぼ1カ月ぶりに開いた記者会見で、開催前からネット上での注目度は高かった。報道陣から原子力発電所の事故に関する質問が相次いだが、清水社長は、事故の収束時期や、自身の進退などについて具体的な見通しを示さなかった。
ニコニコ生放送を閲覧した利用者の中には、清水社長の姿勢に疑念や不満を抱く人もおり「収束についてはいえねーってことか?」「自己保身しか頭にないくせに」など、批判色の濃い発言が生中継の画面に多く流れた。
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