楽天の運営するブログサービス「楽天ブログ」が、2011年4月19日付けでブログ同士をつなぐ「トラックバック」の受付機能を廃止する。SNSやミニブログなど新たなソーシャルメディアによる交流が活発になったことや、トラックバックを利用したスパム(迷惑)投稿が多いことが理由。ブロゴスフィア(ブログ圏)とも呼ばれるインターネット言論の文化に変容の兆しがみられる。
トラックバックは、あるブログの記事がほかの記事を引用、紹介する際に、そのことを通知し、記事同士をリンクでつなぐ機能として普及してきた。読者が記事から記事へさかのぼって読み進めたり、ブロガー同士が交流したりするために、重要な役割を果たしてきたといえる。
しかし楽天ブログによると、最近はSNS「mixi(ミクシィ)」や「Facebook(フェイスブック)」、ミニブログ「Twitter(ツイッター)」など外部サービスを通じたブロガー同士の交流が広がっている。また楽天ブログに送られてくるトラックバックの多くが、スパム(迷惑)投稿だという。このため利用者の負担を考え、トラックバックの受付機能のみを廃止することにした。
本記事は、ニフティのニュースサイト「デジタル・トゥディ(Digital Today)」向けに弊社が執筆した記事「ブログ文化に変容か、「トラックバック」楽天が受付機能を廃止」の一部です。全文は、デジタル・トゥディ(Digital Today)のサイトにてお読みください。