東北地方太平洋沖地震の被災地の道路に関する渋滞実績情報を、Google(グーグル)とYahoo! JAPAN(ヤフージャパン)がそれぞれ地図サービス上で公開した。いずれも本田技研工業(ホンダ)が情報を提供している。
ホンダは、顧客向けドライブ情報共有サービスを通じて、サービス会員の車両から走行実績データ「フローティングカーデータ」を収集し、前日の渋滞情報のデータ処理を行って、Googleの「自動車通行実績情報マップ」とYahoo! JAPANの「道路通行確認マップ」に提供する。フローティングカーデータは、ホンダのドライブ情報共有サービス「インターナビ・リンク プレミアムクラブ」のほか、パイオニアの同様のサービス「スマートループ」からも収集する。
ホンダでは以前よりフローティングカーデータに基づいた被災地の通行実績情報を両社に提供しており、Googleは3月14日から、Yahoo! JAPANは4月21日から地図サービスで公開していた(関連記事)。今回、通行実績情報に渋滞情報も加えることで、被災地の居住者や支援に向かう人が現地の道路状況を詳しく把握できるようする。
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