Amazonのパブリッククラウドを運用支援サービスとセット提供、日立ソリューションズ

米Amazon.com（アマゾン）傘下のAmazon Web Service（AWS）が展開するパブリッククラウドサービスと、米RightScale（ライトスケール）のクラウド運用支援サービスを組み合わせたパッケージを、日立ソリューションズが販売する。導入企業にとって、新規事業立ち上げや試行運用にかかる期間を短縮できる利点があるという。

日立ソリューションズでは、AWSが日本でデータセンターを開設したことやRightScaleが日本法人を設立したことを受け、両サービスの導入企業が増えると見込み、パッケージ化を行った。不特定多数の個人や企業が利用できるパブリッククラウド上で業務アプリケーションなどを開発、運用しながら、クラウドの状態監視や自動スケーリング（使用サーバー容量の調整）、移行などの運用支援サービスが使える。

アプリ開発環境の導入や、動作確認について、日立ソリューションズのノウハウに基づく運用、監視体制を短期間で導入可能。クラウド導入に関するコンサルティングを行う前に、パブリッククラウドを試用でき、一時的にシステムに負荷がかかるサービスなどをパブリッククラウドで試行した効果を見て、正式運用に切り替える期間を削減できる。