クロスランゲージは、大企業向け翻訳サーバーの機能をクラウドモデルで提供する「クラウド翻訳サービス」を2011年7月1日に開始する。複数人数で翻訳作業を共有できるサービスで、価格はユーザー数ではなく同時接続数ベースで設定する。年間利用料は6万円から。初期費用として別途5万円がかかる。
同社はこれまで大企業向けに高度な機能を備えた翻訳サーバーを販売していたが、中小企業やSOHO、また企業の部署などから小規模単位で利用したいとの要望が寄せられていた。クラウドモデルの提供により、サーバー機器を購入する必要がないため、コストを抑えながら手軽に高精度な機械翻訳を利用することができる。
クラウド翻訳サービスは、英語、中国語、韓国語を対象とし、合計1,000万語を収録した専門辞書機能が付属する。ユーザーが独自に辞書や文例集を作成できるユーザー辞書機能のほか、「Excel(エクセル)」「Word(ワード)」「PowerPoint(パワーポイント)」のファイルをワンクリックで翻訳する機能を備える。また、WebサイトのコンテンツやPDF文書のレイアウトを維持しながら翻訳する機能も用意する。
本記事は、ニフティのニュースサイト「クラウド・トゥデイ(Cloud Today)」向けに弊社が執筆した記事「クロスランゲージ、高精度機械翻訳をクラウドサービスで提供」の一部です。全文は、クラウド・トゥデイ(Cloud Today)のサイトにてお読みください。