東京電力は福島第一原子力発電所のライブ動画配信「ふくいちライブカメラ」を開始した。従来は自動更新する写真を掲載していたが、動画によってリアルタイムの状況確認が可能になった。企業として情報公開の姿勢を問われる同社の新たな取り組みだ。
ライブ動画配信は原発内に設置したカメラから、以前に爆発などが起きた1―4号機の様子を24時間態勢で定点観測するもので、Windows Media Playerを使って閲覧が可能だ。注意点として、複数の機器を経由しているため、実際の時間よりも約30秒遅れるほか、強い逆光や悪天候時、夜間などは画面が見づらい場合がある。また機器のメンテナンスや障害発生時には、配信停止となる場合があるという。
福島第一原発の事故をめぐっては、マスメディアなどからより踏み込んだ情報公開を求める声が高まり、インターネット利用者の関心も集まっている。そうしたなか、東京電力は2011年3月にミニブログ「Twitter(ツイッター)」に公式アカウントを開設(関連記事)するなど、ネット利用者に対し情報公開に積極的な姿勢を打ち出してきたが、いまだ不満や疑念を持つ人は少なくない。
本記事は、ニフティのニュースサイト「デジタル・トゥディ(Digital Today)」向けに弊社が執筆した記事「東電、福島第一原発のライブ動画配信を開始」の一部です。全文は、デジタル・トゥディ(Digital Today)のサイトにてお読みください。