パソコンなどに入り込んで不正な動作をする「マルウェア」が、スマートフォンでも猛威を振るおうとしている。2011年1ー3月にマルウェアが狙ったモバイル端末としては、OSにAndroid(アンドロイド)を搭載した製品が急増し、海外で人気のSymbian(シンビアン)搭載製品に次いで2位となった。こうした調査結果をセキュリティソフト開発会社のMcAfee(マカフィー)がまとめた。
一部の調査では、2010年10ー12月期の時点でAndroid端末の全世界における出荷台数が、従来トップだったSymbian端末を追い抜いたというが、こうした市場動向に合わせて、Androidを標的としたマルウェアも脅威を増しつつある。
モバイル端末全般を狙ったマルウェアも増加を続けているが、Androidを狙ったものは特に注意が必要だ。マカフィーによると2011年1ー3月期時点で、世界のマルウェアの累計数でもAndroid端末を狙ったものが第3位に入っている。1ー3月期に見つかった主なAndroidマルウェアとしては「Android/DrdDream」「Android/Drad」「Adnroid/StemySCR.A」「AndroidBgyoulu」などがある。これらはゲームからアプリケーション、ショートメッセージサービス(SMS)に至るまで、あらゆるものに影響を与える。
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