クラウドコンピューティングに対する関心がますます高まり、企業のクラウド移行が進む中、クラウド導入を取り巻く問題や懸念も浮き彫りになっている。トレンドマイクロが実施した調査によると、クラウドコンピューティングサービスを導入している企業の43%が、過去1年間にセキュリティ上の不備や問題を経験したという。
クラウドコンピューティングについて、一部企業は十分に理解できず混乱していることも調査から明らかになった。クラウドコンピューティングサービスのリストを提示して導入状況を尋ねたところ、回答者の93%は「リスト内の少なくとも1つを利用している」と答えたにもかかわらず、そのうち7%は「クラウドコンピューティングを導入する予定はない」と矛盾した回答を述べており、クラウドコンピューティングサービスを利用していること自体の認識も持っていなかった。
クラウド導入における最大の懸念事項は依然としてセキュリティだが、それにともない性能と可用性も重視されている。サービスの導入を阻む要因として、企業の50%が「クラウドインフラおよびデータの安全性に関する懸念」を挙げ、48%が「パフォーマンスと可用性に関する懸念」を挙げた。
本記事は、ニフティのニュースサイト「クラウド・トゥデイ(Cloud Today)」向けに弊社が執筆した記事「クラウド導入企業の43%がセキュリティの問題を経験」の一部です。全文は、クラウド・トゥデイ(Cloud Today)のサイトにてお読みください。