被災地の救援情報を共有できるオープンソース・ソフトウエア「SAHANA(サハナ)」の国内導入を、日本IBMが支援する。SAHANAはすでに岩手県の陸前高田市が導入しており、避難所の情報を一元管理し、救援物資のニーズなどが把握できるようになっている。IBMではSAHANAを動かすためのクラウドサービスの無償提供などを行っている。
SAHANAは2004年のスマトラ島沖地震の際にスリランカのボランティア開発者らが開発したソフト。ハイチ地震やチリ地震などでも使われた実績がある。東北地方太平洋沖地震を機に、日本でもボランティアがオンラインで協力して機能改良やマニュアル作成を進めている。
日本IBMは、SAHANAのオープンソースコミュニティ「Sahana Japan Team」や、NPOに情報通信技術支援を行う団体「ひょうごんテック」と協力して、岩手県と山形県で同システムの導入を支援している。
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