日本IBMは、データセンターの移転作業を簡素化するサービス「IBMデータセンター統合・移転サービス 論理的依存図分析支援」の提供を開始した。データセンターの移設やバックアップ環境の構築を短期間で安全に実行できるよう支援する。
新サービスでは、米IBMのワトソン基礎研究所が開発したツール「Analytics of Logical Dependency Mapping(ALDM)」を活用する。数学的モデリングを適用し、複数のアプリケーションやサーバーがそれぞれどのような関連性に基づいてつながっているか分析して図式化する。複数のIT機器の依存関係をあらかじめ正確に把握することで、予期せぬシステム停止などのリスクを回避し、移転作業の効率的な実施を可能にする。
ALDMを利用することにより、手作業で各機器をチェックする場合に比べ、半分程度の時間でサーバーやアプリケーションなどの資産情報と依存関係を調査できるほか、人的ミスによるチェック漏れも防げるとしている。
本記事は、ニフティのニュースサイト「クラウド・トゥデイ(Cloud Today)」向けに弊社が執筆した記事「日本IBMのデータセンター移転支援サービス、IT機器の依存関係を視覚化」の一部です。全文は、クラウド・トゥデイ(Cloud Today)のサイトにてお読みください。