特殊な眼鏡なしでも3D映像を閲覧できる「裸眼方式」の3Dディスプレイは、出荷台数が2011年で2456万台と前年の46倍に達する見通し。任天堂の新型携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」の発売により急激な拡大が見込まれる。モバイル機器を中心に採用が進み、2015年以降は裸眼方式が、従来の主流である眼鏡方式を逆転する見通しだ。こんな調査結果を富士キメラ総研がまとめた。
裸眼方式の3Dディスプレイはモバイル機器用途が中心で20型までの中小型が多い。特に携帯電話やニンテンドー3DSが採用する「パララックスバリア方式」が主流だ。この方式は2Dと3Dの切り替えが容易で、2Dでの使用が中心のモバイル機器とは相性が良い。
裸眼方式の製品は出荷台数が2011年で前年の46倍となる2456万台だが、さらに2015年には1億5710万台に達する見込みで、実に5年前に比べ296倍に膨らむ。金額でみると、2011年は前年から16倍の618億円。2015年には3499億円で、5年前の92倍になる。
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