日本IBMとサイオステクノロジーは、クラウドコンピューティング環境を利用して中堅企業の事業継続性確保を支援するサービス「事業継続 簡単クラウド」を7月1日に開始する。災害時に社内運用(オンプレミス)のITシステムからクラウド環境のバックアップシステムに切り替えることで、事業を継続できるようにする。両社によれば、ミッドレンジのPCサーバーを用いて災害対策システムを構築するより、半額ほどの初期投資で済むという。
同サービスは、サイオスの高可用性(HA)クラスターソフトウエア「LifeKeeper(ライフキーパー)」とIBMの企業向けクラウドサービス「IBM Smart Business Cloud – Enterprise(IBMスマートビジネスクラウド – エンタープライズ))」を組み合わせ、両社のビジネスパートナーが導入および構築サービスも含めて提供する。
具体的には、IBM Smart Business Cloud – Enterpriseの仮想サーバーとストレージを使ってバックアップシステムを構築し、LifeKeeperでシステム障害を監視して障害発生時にクラウド上の仮想サーバーへの切替を自動で実行する。当初はトッパン エムアンドアイがサービス提供を手がけ、ほかのビジネスパートナーでも順次取扱を拡大する。
本記事は、ニフティのニュースサイト「クラウド・トゥデイ(Cloud Today)」向けに弊社が執筆した記事「日本IBMとサイオス、クラウドを活用した中堅企業向け事業継続支援サービス」の一部です。全文は、クラウド・トゥデイ(Cloud Today)のサイトにてお読みください。