2011年5月25―26日に関西で発生したソフトバンクモバイルの通信障害が、人為的に引き起こされたものである可能性が出てきた。同社の業務委託先の元社員が、「時限爆弾」のように働く不正なプログラムを仕掛け、基地局を停波させた恐れがある。同社が7月8日に概要を明らかにした。
5月の通信障害は長いところで30時間にわたって続き(関連記事)、大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良の5府県でソフトバンクモバイル利用者7万2000人が影響を受け、同社の通信品質に疑問を投げかけるものとなった。
ソフトバンクモバイルは当初、障害の原因について「ソフトウエアの異常」(関連記事)と発表していたが、一方で人為的な関与を疑い、障害発生の翌日5月26日には大阪府警に相談し、6月6日に被害届を提出していた。これまで捜査協力の観点から発表を差し控えていたが、被疑者の逮捕を受けて明らかにしたという。
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